さちさきインタビュー

JOIN ALIVE(ジョインアライブ)

今年も岩見沢に65アーティストが集結!
30代以上でも楽しめる夏フェス

メインステージの「ROSE STAGE」

今年も7月21日(土)と22日(日)の2日間にわたり、いわみざわ公園で野外音楽フェス「JOIN ALIVE」が開催される。今回の出演は両日合わせて65アーティスト。2010年に始まった同フェスも3回目を迎え、ますますの充実ぶりを見せている。
会場内にはメインステージの「ROSE STAGE」のほか、遊園地のサーカステントを利用した屋内ステージ「VELVET CIRCUS」、「FUTURE FLOWERS」に加え、今年は4つ目のステージ「NEW WALTZ」が登場。それぞれのステージごとに特徴あるアーティストが参加する。

サカナクション

きゃりーぱみゅぱみゅやスキマスイッチ、10-FEET、サンボマスター、一青 窈、ONE OK ROCK、mihimaru GTなど人気のアーティストが揃う中で、個人的に思い入れがあるのがサカナクションだ。
彼らは北海道出身のバンドだ。元々はボーカルの山口一郎とモッチこと岩寺基晴の2人ユニットで、最初に小さなライブハウスで彼らを観た時は、他のメンバーはまだサポートメンバーだった。そこから間もなく、あれよという間にメジャーシーンに躍り出て全国区のバンドとなっていき、今やライブのチケットは即ソールドアウトだ。そんな彼らが緑に囲まれた実に北海道らしいステージに帰ってくるのを見逃すわけにはいかない。

楽しめるのは若者だけじゃない!
Over the 30の血が騒ぐ懐かしの顔も

夜の遊園地

何となく、野外フェスといえば若者たちが元気に飛び跳ねているイメージだ。もちろん同フェスも熱気あふれるステージ前では観客も一体となった激しいパフォーマンスが繰り広げられるが、その一方で、メインステージの後方はピクニック気分でシートを広げてくつろげる芝生エリアになっていたり、会場内でキャンプできたり、遊園地があったりと、30代以上や家族連れも楽しめる要素がたくさんあるのも特徴だ。

トータス松本

そして参加アーティストにもOver the 30の観客たちを歓喜させる名前がずらり。トータス松本、JUN SKY WALKER(S)、SHERBETS、BUCK-TICK、BONNIE PINK、スネオヘアー、真心ブラザーズ、ザ・クロマニヨンズ。それに斉藤和義と中村達也が組んだユニットMANNISH BOYS。バンドブームを知る人たちにとっては、たまらないラインナップでは? 個人的に楽しみなのが、THEATRE BROOKの佐藤タイジ率いるTAIJI at THE BONNET、浅井健一のSHERBETS、そして髭だ。爽やかな青空と緑の大自然が似合わなそうな彼らだけに、どんなステージになるのか観てみたい。
ライブの終演予定も両日21時30分。もはやオールナイトで飛び跳ねる体力がない30代以上にはやさしい時間設定だ。この夏は芝生に座ってビールでも飲みながら、ゆる~く野外フェスを楽しもう!

JOIN ALIVE(ジョインアライブ)

■開催日時:7月21日(土)、22日(日) 開演11時、終演21時30分予定
■会場:いわみざわ公園(野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地)
■入場券:21日券9000円、22日券9000円、通し券16000円
■HP:http://www.joinalive.jp/
■問い合わせ:Mount Alive 011−211−5600

高島ユカ

高島ユカ(たかしまゆか)

浦河町生まれ、札幌在住のフリーライター。
人物インタビュー、ルポ、企業やお店の紹介記事からおもしろ企画まで幅広く手がけます。