でさきで

訓子府町のカツ丼は卵とじじゃないんだって!

北海道のカツ丼は卵でとじたものが一般的ですが、なんと!

「たれカツ丼」のエリアがあるのを、ご存じでしょーか。それもピンポイントで!!

 じゃーん、それが「訓子府町」です! 北見から車で20分くらいの町です。

 訓子府町ではたれカツ丼が定番。それを裏付ける話として、以前に会ったこの町出身の男性は、「大人になって大きな町で初めてカツ丼を見た時、親子丼だと思った」と言っておりました。

元ふるさと銀河線訓子府駅の駅舎です。「たれカツ丼」は、町内の数店舗で食べられます

 

「たれカツ丼」のルーツは、創業63年の「お食事処 福よし」。初代が考案したそうな。

  現在は5代目が、その味を引き継いでいます。

 この5代目がまた素晴らしい。JAきたみらいの牛乳や訓子府町産のてんさい糖など地元産食材のみを使った「くんねっぷりん」を生み出すなど、初代の開拓スピリッツを確実に受け継いでいます。北海道フードマイスターの資格も持っているそうですよ。

  下記、私の写真が下手なせいで、おいしそうに見えないかも知れませんが、どれもめっちゃおいしかったです。

 同席したおいしいもの好きのカメラマンは、「ん!!うまい!!!」と1人前食べたあとに、撮影したテイクアウト弁当まで完食していました。

 それくらい、おいしかったっちゅー話です。

 近くまで行ったら、寄ってみてください☆

肉がやわらかく、衣がサクサクで、醤油ベースの甘辛ダレがご飯にぴったり。にゃーん、また食べたーい!

 

孫田二規子

OFFICE CATI  孫田二規子(まごたふみこ)

1972年、札幌生まれ、札幌在住のフリーライター。
道内をぐるぐるしながら、やわらかいものからかたいものまで、いろいろ書いています。