庭ってすごい。「北海道ガーデンショー」開催ちう
2012.08.03
みなさん、清水町にある「十勝千年の森」の今年度第一号のお客さんが誰だかご存じですか？
実は私なんです！
あれは４月下旬の今年度の開園日。まだ雪が残り地面がビショビショで、歩くたびにジューっていったのを覚えています。
それはさておき、その時に他のいくつかのガーデンも取材し、すっかり“北海道ガーデン”の魅力にとりつかれてしまった私。 緑がわさわさもりもりと茂り、花々が競って咲き乱れる季節にもう一度行こう！と思っていたら、ちょうどいい具合に帯広方面の取材が入ったので、「十勝千年の森」に再訪しました。で、ただ今、絶賛開催中の「北海道ガーデンショー」も見てきました。
残念ながら曇りでしたが、前回とまるで違う風景に感動！
ショーでは、千年の森のガーデンデザインを担当しているデザイナー、ダン・ピアソン氏ら５人が、約２年かけて作ったという庭が展示されているのだけど、いやー、これが感動で。
作り手の思いがギュッと詰まっていてね。「庭」って芸術なんだな〜としみじみ。
千年の森のガーデンデザイナーでもある、ダン・ピアソン氏の作品
作品はどれも森の中で展開されていて、千年の森同様、もとからある自然を大いに活かしているのが特徴。以前取材させてもらったガーデナーが「“庭”は自然と人を繋ぐ役目」と言っていたのだけど、まさにそうだと実感しましたよ。
手つかずだとちょっと怖い原始の森が、「庭」によって、とても身近に感じられるんです。一体感まで得られるから不思議です。
「庭」ってすごい。
これまで思っていた「庭」というものの概念が、音を立てて崩れました。
10/8（月・祝）まで開催しているので、よかっったらぜひ行ってみてください☆
ガーデンデザイナー白井温紀さんの作品
OFFICE CATI 孫田二規子（まごたふみこ）
1972年、札幌生まれ、札幌在住のフリーライター。
道内をぐるぐるしながら、やわらかいものからかたいものまで、いろいろ書いています。